なぜ?仲良くしなくっちゃいけないの?
あるお母さんが相談に来ました。
子供が「学校でクラスメートと仲良くできない」と悩んでいると言います。
仲良しのお友達はたくさんいるのですが、どうしても仲良くできないクラスメートがいるのだそう…。
それでは、マダムロメインから質問!
なぜ、仲良くしなければならないのか?
たくさん他の友達がいるのに、なぜその子と仲良くしなければならないの?
それは今まで「みんなと仲良くできる子が良い子!できない子は悪い子!」って教えられてきたからですね。
でも、果たして本当にそうなのかな?
人それぞれ個性があり、得意と苦手が合わさって「人」となる。
だから相性の悪いクラスメートが居ても当たり前のこと。
そのクラスメートと仲良くしなくっちゃいけないと毎日憂鬱に暮らしているなんて、なんてもったいない、くだらない。
マダムロメインも実は昔、同じ質問を娘にされたことがあります。
そのとき、マダムロメインは答えました。
『好きな友達がいるんだから、そうでない友達がいてもいいんだよ。
母さんだっていっぱい苦手な人がいるよ。
なぜみんなと仲良くしなさいと先生は言うのか?
それは先生が楽だから(先生、ゴメンナサイ笑)
でも私たちには、人を好きになる、嫌いになる「自由」が与えられている。
だから全ての人を好きになる必要はないの!
でも一番大事なことは、その嫌いな人をイジメても、傷つけても良いという「権利」は誰も持ってはいないということ。
だから、そのクラスメートと仲良くしなくても良いけれど、「おはよう!」や「さようなら」はちゃんと言いなさい、決して無視とかはしてはいけないよ。』
これが正しい答えなのかはわからないけれど、こんな風に子どもに伝えました。
私たちが陥りやすい間違いは、嫌いという感情を差別と中傷というかたちにしてしまうこと。
ああ、学校で苦手な友達との付き合い方、断り方をキチンと教えてくれたら良いのになぁ。
たぶん今の時代、そんな勉強も必要かも。
綺麗ごとでは片づけられない人間関係の問題が溢れている、今の時代…。
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